Q
屋根カバー工法とはどのような工事方法ですか?
A
既存の屋根の上に、新しい屋根材を重ねて被せる工法です。
屋根カバー工法は、古い屋根を解体・撤去しないため、廃材がほとんど出ません。これにより、特に古いスレート屋根などに含まれる石綿(アスベスト)を飛散させるリスクを抑え、さらに処分費用も大幅に削減できるのが大きなメリットです。
屋根が二重になることで、家全体の断熱性や防音性が高まる効果もあります。
下地の木材(野地板)がまだしっかりしている場合に、最もコストパフォーマンス高く屋根をリニューアルできる方法です。
「葺き替え」との主な違い
- コスト
- 既存屋根の撤去・処分費用がかからないため安価
- 工期
- 解体工程がないため非常にスピーディー
- 屋根の重さ
- 二重になるため葺き替えより重くなるが、使用材が軽いため建物への負担は限定的
- 下地の補修
- 既存の屋根の上から施工するため、下地(野地板)の深い腐食は補修しにくい
屋根カバー工法の向き・不向き
- 向いているケース
- スレート(コロニアル)屋根で、下地の傷みが少ない場合や、コストを抑えたい場合。
- 不向きなケース
- 日本瓦などの波型屋根、または下地の野地板が激しく腐食している場合。
- 主な対象屋根
- スレート(コロニアル・カラーベスト)、アスファルトシングルなど
施工事例①
- 由布市 K様
- 施工内容:屋根カバー工法
- 概要:経年劣化により雨漏りが発生しており、費用を比較的安く抑えつつ、短い工期で修理したいとのご要望でした。
- 対応:既存の屋根の上から防水シートを敷き詰め、新しい屋根材「ルーガ鉄平」を設置。天窓部分の防水処理も丁寧に行い、強度を高めることで雨漏りの心配を解消しました。


施工事例②
- 宇佐市 N様
- 施工内容:板金屋根カバーリフォーム/雨樋リフォーム
- 概要:長年の風雨により板金屋根が錆びて穴が開き、雨漏りが発生している状態でした。また、雨樋の金具も錆びて消失するなど老朽化が進んでいました。
- 対応:既存の板金屋根の上に新しい屋根材(BL66ルーフ)を被せるカバーリフォームを実施。あわせて古くなった雨樋と金具もすべて新しいものへ取り替えました。


下地の状態を確認してから選択しましょう
屋根カバー工法は見た目が新しくなりますが、内部の腐食までは直せません。事前にプロによる診断を受け、下地がしっかりしているかを確認した上で採用することが長期的な安心に繋がります。
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